ゴミから植木鉢つくるよ

2024.10.24

リサイクルを身近に感じてもらうための取り組みです。

 概要

プラスチックゴミの再資源化は、加工前後の物理的・化学的特性の変化や塗料、接着剤などの使用有無により制限を受ける。また自治体などでプラスチックの回収事業が本格化しているが、再資源化のコスト面から実際に消費者が再資源化された製品に触れる機会は決して多くない。

近年、動画投稿サイトなどでは廃プラスチック類を加工し製品にする事業者の取り組みが注目されている。パレタイズしたプラスチックゴミを射出成型によりサングラスやコップなどの日用品に加工する取り組みや、角材に加工して家具を製作する取り組みも見られる。

ただし、射出成型は金型の設計時から専門知識が必須であり、造形物の大量生産が前提となってしまうため、消費者へのリサイクル体験には不向きである。

また、特に熱積層式3Dプリンターのユーザーを中心に、3Dプリンターを使用する際に排出されるサポート材や試作物など(以下プリンターごみと称する)の再資源化として造形物の材料となるフィラメントに混ぜ込むという取り組みがある。プリンターゴミが材料の50 %を超えた例もあり、期待は高まる。様々なメーカーが再原料化するための機械を製造、販売するようになったが、どれも数十万円を超えるものばかりで、個人で再現するには初期投資額が高い。

自治体レベルで実現可能な小規模資源循環モデルの提案と、創作活動を通した環境意識の醸成機会を提供する。

 目的

 マイルストーン

材料の加工

プリンターゴミを粉砕することで5 mm以下のプラスチック粒を得る。

造形装置の構築

市場に出回っている門型3Dプリンターをカスタムするのが最も簡単ではあるが、プログラマーとしてはファームウェアを作成したい。

筒状のものを作るのに特化した、ターンテーブルをベースとする装置を構築する。

簡単な平面の造形

植木鉢を印刷するにあたり、ベースとなる円形軌道で造形試験を行う。

直径100 mm、厚み2 mmのコースターの作成を目標とする。

これにより植木鉢の底部が作成できると評価する。

筒形状の造形

上記コースターから鉛直上方に環状に積層した円筒物を得る。

直径100 mm、高さ30 mm、壁厚1 mmの小物入れの作成を目標とする。

これにより植木鉢の壁面が作成できると評価する。

植木鉢の造形

底面径100 mm、上面径130 mm、高さ150 mm、壁厚2 mmの植木鉢を造形する。

 で、どうやるの?

お堅い前置きはここまで。

以下はブログとして更新していくよ。

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